BMJ誌から ARB使用者はアルツハイマー病や認知症の発症リスクが低い 約80万人を分析対象とした前向きコホート研究の結果 心血管疾患を有するためにアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を使用している高齢者は、ほかの心血管疾患治療薬やアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬の使用者に比べ、アルツハイマー病(AD)と認知症の発症・進行のリスクが低いことが示唆された。米Boston大学医学部のNien-Chen Li氏らが… 2010/01/29 循環器
BMJ誌から 早期前立腺癌患者の3年後のQOL、治療法により大きな違い 影響が大きいのは全摘術、放射線外部照射、アンドロゲン遮断療法 限局性前立腺癌では、どの治療法を選んでも5年生存率はほぼ100%になっている。では、QOLもまた同様なのだろうか。オーストラリア癌協議会のDavid P Smith氏らは、集団ベースの前向きコホート研究を行い、治療から3年後のQOLを調べた。その結果、前立腺癌に特異的なQOL(性機能、尿路機能、腸機能… 2010/01/28 癌
BMJ誌から ステロイド点鼻薬に滲出性中耳炎の治癒促進効果なし 英国で217人を対象に行われた二重盲検試験の結果 非炎症性の滲出性中耳炎の小児患者に適応外使用されることがあるステロイド点鼻スプレーは、中耳炎の治癒を促進しないことが明らかになった。英Southampton大学のIan Williamson氏らが、二重盲検の無作為化試験の結果をBMJ誌電子版に2009年12月16日に報告した。… 2010/01/07 耳鼻咽喉科