BMJ誌から メトホルミンに比べSU薬は転帰不良、ピオグリタゾンは良好 9万人超の2型糖尿病患者を対象としたコホート研究の結果 2型糖尿病の治療に用いられる経口薬のうち、メトホルミンに比べてスルホニルウレア(SU)薬は転帰不良で、ピオグリタゾンは転帰良好であることが、9万1521人を対象とした後ろ向きコホート研究で明らかになった。英London Imperial CollegeのIoanna Tzoulaki氏らが、BMJ誌電子版に2009年12月3日に… 2009/12/24 代謝・内分泌
BMJ誌から 英国の新型インフル感染者の死亡率は0.026% 死亡例の多くで抗ウイルス薬の投与開始に遅れ 英国における新型インフルエンザ(2009 H1N1)による死亡率(致命率)は0.026%で、これまでに世界の複数の国で報告されていた確定例の死亡率(0.1~0.9%)より低いことが、英保健省のLiam J Donaldson氏らの分析で明らかになった。論文は、BMJ誌電子版に2009年12月10日に掲載された。… 2009/12/21 感染症
BMJ誌から 骨折リスクを検査値なしで推定するアルゴリズムを開発 骨粗鬆症性骨折と大腿骨頸部骨折の10年リスクを推定する「QFractureScore」 高齢化が進む先進国では、骨粗鬆症は医療サービスに大きな負荷を与える危険性がある。予防のための介入法は複数あるが、効率良く実施するためには、介入によって得られる利益が大きい集団、すなわち骨折ハイリスク者を高い精度で同定できるアルゴリズムが必要だ。そこで英Park大学のJulia Hippisl… 2009/12/17 骨・関節・筋
BMJ誌から 喫煙妊婦の4人に1人は喫煙歴を隠す 貧困度の低い地域の妊婦ほど“隠れ喫煙”が多い 妊婦の喫煙が母体と胎児の両方に悪影響を及ぼすことはよく知られている。妊婦には特にきめ細やかな禁煙指導を行う必要があるが、本人が喫煙者であると自己申告しなければ指導の対象にはならない。しかし、喫煙の有無に関する妊婦の自己申告の信頼性は、かなり低いようだ。英Medical Research Coun… 2009/12/09 産婦人科