BMJ誌から 小児のインフルエンザにおけるNA阻害薬の効果は限定的 治療・予防効果を調べた7件の無作為化試験のメタ分析 小児の季節性インフルエンザの治療と予防において、ノイラミニダーゼ(NA)阻害薬の効果はそれほど大きくなく、オセルタミビル投与患者では嘔吐リスクが有意に上昇することが、英John Radcliffe病院のMatthew Shun-Shin氏らによる系統的レビューとメタ分析により明らかになった。詳細は、BMJ誌電… 2009/08/24 感染症
BMJ誌から 熱帯マラリアにはアルテミシニン系薬剤の併用療法が有効 キニーネとの比較試験の結果 熱帯マラリアの治療において、世界保健機関(WHO)が推奨するアルテミシニン系薬剤と他剤を併用する治療法と、アフリカで適用が増加しているキニーネの有効性と安全性を比較した結果、キニーネの方が治癒率は低く、再燃が多いことが明らかになった。ウガンダMakerere大学のJane Achan氏らの報告で… 2009/08/21 感染症
BMJ誌から マンモグラフィーによる乳癌の過剰診断率は52% スクリーニング導入による罹患率の上昇から推定 検診で発見されなければ、生涯にわたって臨床的に診断されることがない癌、言い換えれば、患者に症状をもたらすことがなく治療不要の癌が、マンモグラフィーによる乳癌スクリーニングで発見される頻度はどの程度なのだろうか。デンマークのノルディックコクランセンターのKarsten Juhl Jorgensen… 2009/08/19 公衆衛生・予防医学