BMJ誌から 治療効果に対する評価は患者と医師の間で差はなし 患者よりも医師の評価が低いのは乾癬性関節炎にメトトレキサート投与 治療効果を患者が自己評価した場合と、医師が客観的に評価した場合に、結果に差があるかどうかを調べた結果、両者の評価に有意な差はないことが示された。ギリシャIoannina大学のEvangelos Evangelou氏らの報告で、詳細はBMJ誌電子版2008年5月21日に掲載された。… 2008/06/20 骨・関節・筋
BMJ誌から 椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛を外科手術すべきか? 早期手術と保存的治療のアウトカムは6カ月以降は同じ 椎間板ヘルニアに起因する坐骨神経痛の治療には、外科手術と保存的治療があるが、この外科手術と保存的治療のアウトカムを比較する無作為化試験の結果、下肢痛と障害の改善は手術の方が速やかだが、両群間の差は6カ月までに消失し、割り付けから2年後まで同等であることが明らかになった。オラン… 2008/06/20 骨・関節・筋
BMJ誌から 経口エストロゲンのホルモン補充療法で静脈血栓塞栓症リスクが上昇 経皮エストロゲンではリスク上昇せず 経口エストロゲン製剤は閉経女性の凝固系を活性化するとの報告があるにもかかわらず、ホルモン補充療法の静脈血栓塞栓症(VTE)リスクは軽視されてきた。今回、メタ分析により、現在の経口エストロゲン製剤の使用状況は、VTEリスクを2~3倍上昇させること、経皮エストロゲン製剤の場合にはリスク… 2008/06/12 産婦人科
BMJ誌から 降圧薬の心血管リスク低減効果は年齢によって異なるのか 65歳未満と65歳以上の間で有効性に差はなし 降圧治療の心血管リスク低減効果は、患者の年齢によって異なるのだろうか。種々の降圧治療が達成できる相対リスク減少が65歳未満と65歳以上で異なるかどうかを評価した結果、年齢によって有意な差はないことが示された。Blood Pressure Lowering Treatment Trialists’ Collaboration(BPLTTC)に… 2008/06/05 循環器