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2006.06.09

乳酸菌で歯周病を予防するタブレット、ライオンとフレンテが共同開発 7月から歯科医院を通じて販売、トクホ申請も検討

 ライオンとフレンテ・インターナショナル(東京・板橋、小池孝社長)は、乳酸菌LS1を配合したタブレット「DENT.(デント)システマ・オーラルヘルスタブレット」を7月3日に発売する。販路は歯科医院に限定される。

 乳酸菌株LS1は歯周病と虫歯の予防に役立つと期待されている。LS1が歯周病菌を殺菌する効果を持ち、同時にほかの乳酸菌と違って、酸を作り過ぎないため、虫歯の原因菌も増やしにくいためだ。LS1は東海大学医学部教授の古賀泰裕氏の研究チームが善玉菌を有効利用する「プロバイオティクス」の考え方を口腔内の疾患の予防にも役立てようという狙いで確立したもの。

 LS1をタブレット化する技術と特許はフレンテ・インターナショナルが持っている。すでに同社は「クリッシュ」という製品を2002年6月から通信販売で一般消費者に販売している。今回発売されるDENT.システマ・オーラルヘルスタブレットは、クリッシュと比べてLS1をより多く配合した製品だ。製造はフレンテ・インターナショナルが、販売はライオンが担当する。

 「歯科医師にLS1についてもっと理解してもらい、LS1の有効性データを確認し、特定保健用食品として申請したい」とフレンテ・インターナショナルでは説明している。価格は60g(90粒)入りで2000円。(大屋奈緒子、日経ヘルス)