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2006.03.24

新たなアレルギー性結膜炎治療薬開発へ 参天が小野薬とPDE4阻害薬導入契約を締結

 参天製薬と小野薬品工業は3月22日、炎症性細胞の活性化に関与するホスホジエステラーゼ4(PDE4)を阻害する新たな眼科薬の開発について、ライセンス契約を締結したと発表した。

 新たに開発を行うのは、小野薬品が創製し、呼吸器疾患治療薬として開発を進めているPDE4阻害薬「ONO-6126」。アレルギー性結膜炎では、花粉やハウスダストなどの抗原が眼内に入ることで炎症性細胞が活性化し、掻痒感や充血、流涙などの症状を引き起こす。ONO-6126は基礎研究段階で、アレルギー性結膜炎に改善効果を示すことが確認されている。

 参天製薬は契約により、日本国内で眼科薬として独占的に製造、開発、販売する権利を確保する。小野薬品は、契約一時金と開発の段階に応じたマイルストン金、売上高に応じたロイヤルティを受け取る。海外での開発、製造、販売の権利は小野薬品が留保する。

 本発表についての両社の共同プレスリリースはこちらで閲覧できる。(中沢真也)