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2006.03.18

FDAが膣鏡と併用する映像診断装置を承認、子宮頚癌前駆体の検出率を改善

 米国食品医薬品局(FDA)は3月16日、膣生検の際に膣鏡と併用し、子宮頚癌前駆体の検出率を上げる映像診断装置「LUMA Cervical Imaging System」を承認した。従来の膣鏡のみでは、子宮頚癌前駆体の検出率は50例中41例に留まったが、LUMAの併用で同検出率は50例中50例に改善したという。

 LUMAは、膣に光を当て、その反応によって子宮頚癌前駆体の存在する可能性の高い部位についての判断材料を提供する。医師は、パプスミアの結果が異常な女性に対し、膣生検を行う前に、まず従来通りの膣鏡を用い、生検すべき疑わしい部位を見極める。次にLUMAを使い、他にも生検をするべき部位がないかどうかを確かめる。両者を行った上で、生検を実施する。

 治験では、193人の被験者に対しLUMAを用い、その安全性と効果を確認したという。なおLUMAは膣鏡を代替するものではない。

 LUMAの製造元は、米MediSpectra社(マサチューセッツ州Lexington)。詳しくは、FDAのプレスリリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)