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2006.03.17

全世界のはしかによる死者数が、過去6年間でほぼ半減

 世界保健機関(WHO)と国連児童基金(UNICEF)は3月10日、全世界の麻疹(はしか)による死亡者数が、1999年の約87万1000人から2004年には45万4000人と、約48%減少したと発表した。なかでも、麻疹の罹患率が高いサハラ砂漠以南のサブ・サハラ・アフリカ地域では、同期間中にはしかによる死亡者数が60%減ったという。

 なお、WHOやUNICEFは2001年から、米国赤十字社や米国疾病対策センター(CDC)などと共同で、アフリカにおける麻疹死亡率の低下に向けた運動、「Measles Initiative」を行っており、これまでにアフリカ40カ国以上で予防接種支援などを行ってきた。Measles Initiativeは今後、その支援活動地域を南アジア地域にも拡大していくという。南アジア地域は、サブ・サハラ・アフリカ地域に次いで麻疹による死者数が多い地域で、WHOでは、同地域における麻疹予防接種実施率を、最低90%に引き上げることを目標にしている。

 詳しくはCDCのプレスリリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)