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2006.03.15

大正と日産化学共同開発の閉塞性動脈硬化症治療薬、米国臨床試験で良好な結果

 大正製薬と日産化学は3月14日、共同開発中の閉塞性動脈硬化症治療薬「NM-702」(日本での開発コード「NT-702」)に関し、米国で行った間歇性跛行に対する後期フェーズ2試験において、良好な結果が得られたと発表した。

 今回の臨床試験では、391人の患者を対象に6カ月間投与後、経過を観察。その結果、主要な評価指標である最大歩行時間の延長について、プラセボに対し、統計上の有意差が確認でき、その他の評価指標についてもNM-702の有効性を示す結果が得られたという。

 両社が日米で開発中のNM-702は、ホスフォジエステラーゼ阻害作用とトロンボキサン合成酵素阻害作用を併せ持つ経口剤。日本国内では、閉塞性動脈硬化症に伴う間歇性跛行、腰部脊柱管狭窄症に伴う間歇性跛行、気管支喘息についてフェーズ2試験を行っている。(星野康)