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2006.02.07

インドネシアで一挙に4人がH5N1感染確定例に

 世界保健機関(WHO)は2月6日、インドネシア保健省が新たに4人のトリインフルエンザ(H5N1)感染の確定例を発表したことを伝えた。このうち、2人は死亡しており、インドネシアにおけるH5N1感染者は累計23人、うち死亡者は16人になった。

 確定例のうち、最近感染した3人はいずれも西ジャワ在住者。この地域では鳥類における感染の再流行が報告されている。

 西ジャワ在住の患者は、1月26日に死亡した22歳の男性、2月1日に死亡した15歳の少年と、1月19日に入院した9歳の少女の3人で、いずれも発症前に自宅や勤務地の近隣で家禽との接触があった。

 3番目の9歳の少女は、現在では全快している。この少女は1月23日に発表された姉弟の発症例(いずれも死亡)の近隣の村に在住しており、姉弟の発症に伴って行われたサーベイランスで感染が確認された。

 このほか、昨年秋に感染し、その後回復したスマトラ島ランプン州在住の5歳の男児について、このほど、H5N1感染が確認された。発症時と快復後の抗体レベルの比較から確定例であることが判明したもの。

 WHOの感染症流行速報はこちらで閲覧できる。(中沢真也)