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2006.01.30

ヒガシマル醤油、しょうゆに含まれる多糖類のアレルギー抑制効果を確認

 ヒガシマル醤油はこのほど、しょうゆに含まれる多糖類が、花粉アレルギーなどに関与するサイトカインのバランスを整える作用があることを動物実験などで確かめたと発表した。既に同社では、2004年から2005年にかけて、花粉アレルギーや通年性アレルギーに対するしょうゆ多糖類の効果をヒト臨床試験で実証しているほか、ヒスタミンの遊離抑制効果を動物実験で確認している。今回は、より上流の免疫調節系への作用を調べた。

 新たな研究では、飼料にSPSを添加してマウスに自由摂取させ、2週間飼育した後、腹腔内マクロファージと脾細胞のサイトカイン濃度をみる試験(in vivo)と、マウスの腹腔内マクロファージと脾細胞にSPSを加えて共培養するin vitro試験を実施した。

 その結果、SPS添加群では対照群に比べ、腹腔内マクロファージにおけるグルコース消費量が約3割、有意に増加していた。また、ヘルパーT細胞の関連サイトカイン濃度については、SPS添加群が対照群に対し、マウス脾細胞におけるインターロイキン(IL)4が約6割減少した一方で、インターフェロン(IFN)γは7割増加し、Th1/Th2の比率は対照群の3.5倍になったという(いずれも有意)。

 同社では2月4日に開催される日本農芸化学会関西支部講演会で、これらの試験結果について発表する予定だ。(中沢真也)