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2006.01.25

セックスパートナーが多い人ほどエイズ検査受診率が高い、米国調査

 米国人の15〜44歳について調べたところ、過去1年間により多くの異性と性交渉を持った人ほど、エイズウイルス(HIV)検査の受診率が高い傾向にあることがわかった。これは、米国疾病対策センター(CDC)が2002年、1万2571人の男女に対して対面インタビューを行った結果をまとめたもので、罹患率や死亡率に関する週刊リポートMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)誌2006年1月20日号でその一部を公表した。

 それによると、過去12カ月以内に、献血以外でHIVに関する血液検査を受けたと答えた人は、調査対象とした15〜44歳の15.1%だった。この割合は、過去1年間に性交渉を行った異性のセックスパートナーの数によって異なり、3人以上のグループでは26.6%、2人では21.7%、1人では14.5%、パートナーのいない人は8.5%だった。なお、有意差が見られたのはパートナーのいないグループのみだった。

 これまでにHIV検査を受けたことがあるかどうかという問いに対しても、同様な傾向が見られ、パートナーのいないグループでは受診率が29.2%だったのに対し、パートナーが3人以上のグループでは59.5%と最も高かった。半面、ハイリスク・グループにいながら、これまでにHIV検査を受けたことがない人が約4割もいるという現状も浮き彫りになった。

 なお、過去にHIV検査を受けたことのある人の割合は、男性では46.6%、女性では54.9%、全体では50.7%と、およそ2人に1人の割合だった。

 研究報告書の原題は「HIV Testing in the United States 2002」。詳しくは、MMWR誌のこちら、または 研究報告書を参照。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)