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2006.01.23

塩酸パロキセチンが強迫性障害の効能・効果を取得

 グラクソ・スミスクラインは1月23日、同日付で抗うつ剤塩酸パロキセチン(製品名:パキシル)が強迫性障害の効能・効果を取得したと発表した。

 強迫性障害の患者の脳内では、健康な人に比べてセロトニンの働きが不足していると考えられている。塩酸パロキセチンは、SSRI(Selective Serotonin Reuptake Inhibitor:選択的セロトニン再取り込み阻害剤)で、脳内のセロトニンの再取り組みを選択的に阻害し、脳内のセロトニンの働きを高めることで症状を改善する。強迫性障害に対するパキシルのプラセボ対照多施設二重盲検比較試験で、パキシル投与群はプラセボ群と比べて有意な改善を示した。

 強迫性障害の有病率は2〜3%で、総患者数は全世界で5000万人以上であるといわれている。(横山勇生)