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2006.01.04

FDAが骨髄異形成症候群の治療薬を承認

 米国食品医薬品局(FDA)は2005年12月28日、第5番染色体異常を伴う骨髄異形成症候群の治療薬として、Revlimid (一般名:レナリドミド)を承認した。

 治験では、レナリドミドを投与した患者の多くが、3カ月後までに輸血が不必要な状態に改善したという。そうした輸血が不要な状態は平均で44週間継続した。FDAによると、米国では年間7000〜1万2000人が新たに骨髄異形成症候群の診断を受けるという。

 なおレナリドミドは、重度の出生時欠損の原因として知られる薬であるサリドマイドと構造的に似ているため、レナリドミドの同様なリスクの有無については、追加試験を行っている最中だという。そのため当面、事前に登録した医師や薬剤師のみが限定的に処方を行う。

 Revlimidの販売元は、米Celgene Corporation社(ニュージャージー州Summit)。詳しくはFDAのWebサイトのこちらまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)