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2005.11.04

協和発酵がオルニチンの美肌効果を確認、手足の冷えも改善

 3週間のオルニチン摂取により顔のシワが減り、肌荒れが改善するなど、オルニチンに美肌効果があることを協和発酵が発表した。オルニチンはアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促進する成分として注目されており、現在は主にアスリート向けのサプリメントなどに利用されている。

 今回、男性8人、女性6人の計14人を7人ずつ(男性4人、女性3人)の2群に分け、1グループには1日800mgのオルニチンを摂取してもらい、もう1グループにはプラセボを摂取してもらう実験(二重盲検並行群間試験)を、3週間にわたって行った。被験者の年齢層は45〜65歳。テスト終了時に「肌の状態が改善したと感じるか」を尋ねるアンケートで、変化を調べた。

 その結果、顔色、顔と体のしみ、顔のしわ、顔のハリ、目元や口元のかさつき、顔の脂っぽさ、頬やあごの肌荒れ、の7項目すべてで、プラセボ摂取群に比べてオルニチン摂取群の改善率が高かった。特に、顔のしわの改善度は、オルニチン摂取群では約75%が改善したと答えたのに対し、非摂取群では約20%と差が大きかったのをはじめ、顔色(摂取群で約80%、非摂取群で約40%)、顔のハリ(摂取群で約65%、非摂取群で約40%)でも有意に差がついた。

 さらに、オルニチンの摂取で、手足の冷え改善や疲労軽減といった結果も出た。これらのデータに基づき、同社ではこれまで男性中心だったオルニチン商品を女性に向けてもアピールしていく考えだ。(中野恵子、日経ヘルス