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2005.10.26

ニコンが北大と産学連携のバイオイメージングセンターを開設

 ニコンは10月26日、同社の子会社であるニコンインステックと北海道大学が、同大学の電子科学研究所内に「北海道大学ニコンイメージングセンター」を10月1日に開設、11月1日に本格的な稼動を開始すると発表した。

 北海道大学ニコンイメージングセンターは、ニコンのほか数社が最先端の装置や試薬を提供し、北海道大学の専任スタッフにより運営される。スペクトル対応レーザー共焦点顕微鏡、高速共焦点顕微鏡、エバネセント顕微鏡、マルチカラータイムラプス顕微鏡などが設置される。

 これらの設備は、同大学だけでなく、研究者や学生に広く開放され、バイオ分野のイメージング技術とその応用に関する研究と教育に利用されることになる。担当教官は電子科学研究所教授の上田哲男氏、永井健治氏と助手の齋藤健太氏が勤める。

 ニコンは、「ライブ セル イメージング」をキーワードに、今後市場の拡大が期待されるバイオ分野向けの新製品開発に注力している。北海道大学ニコンイメージングセンターを通じて得られる最新の研究情報を、新製品や新技術の開発に反映させていく方針だ。

 なお、ニコンイメージングセンターは、2001年11月に米国のハーバード大学に、2005年9月にはドイツのハイデルベルグ大学に開設しており、今回の開設で、米国、欧州、日本の3拠点が揃うことになるという。(横山勇生)