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2005.09.30

カネボウフーズ、サプリガムのシリーズ化を発表 第1弾は“生の乳酸菌入り、ネバネバ解消”ガム

 カネボウフーズは10月下旬、口の中のネバネバを解消し、さっぱりとさせるガム「生の乳酸菌で噛む」を発売する。「ガムとしては日本で初めて生きた乳酸菌を配合した」という。

 乳酸菌は熱や水の影響を受けやすいため、加熱や加水工程がある従来のガムの製造方法では、生きたまま配合することが難しかった。カネボウフーズは、スペインを本拠とするガム基材メーカー、カフォサ・ガム社(バルセロナ市)と国内委託加工契約を締結し、ガム基材を最初から最後まで常温で加工できるという同社の特殊技術を採用。これによって、生きた乳酸菌をそのままガムに配合することに成功した。

 「10分程度噛み続けられるよう、従来のガムより固めに仕上げた」(カネボウフーズ食品研究所の大友祐二研究員)点もポイントだ。長時間口の中で咀嚼することで、乳酸菌と唾液の両方が相乗効果を発揮し、口内のネバネバを解消させる。

 「今後、この技術を用いて、乳酸菌と同様に熱や水分の影響を受けやすいビタミン類なども配合し、サプリガムシリーズとしてラインナップを広げていきたい」と大友研究員は話す。同社では、自社ブランドだけでなく、OEM(相手先ブランドでの生産)にも取り組んでいく考えだ。

 新商品は「レモンハーブ味」「チャイナハーブ味」「シソミント味」の3種類。形状は小粒のタブレット状で、180g・300粒入りで5040円。「1日に5回、1回2粒ずつ食べる場合で30日分」(同社)の価格設定だという。当面はテレビ通販を通じて販売するが、12月をメドに一部ドラッグストアなどでも販売する。今後、コンビニエンスストアなどにも販路を広げていく予定だ。(蓬莱明子、日経ヘルス