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2005.09.30

大日本製薬とエーザイ、糖尿病性神経障害の治療薬でライセンス契約を締結

 大日本製薬とエーザイは9月29日、大日本製薬が創製し、開発を進めている糖尿病性神経障害を改善する新規治療薬「AS-3201」について、エーザイに対し、日本を除く全世界において、独占的に開発、製造、販売する権利を付与したと発表した。ただし、大日本製薬は主要国で同薬剤をエーザイと共同販促する権利を留保する。

 AS-3201はアルドース還元酵素を阻害することで細胞内のソルビトール蓄積を抑制し、糖尿病性神経障害を改善する。両社によれば、この疾患の患者数は国内に約170万人いるという。現在、国内においては、大日本製薬が杏林製薬と共同でフェーズ2試験を、米国とカナダにおいてはフェーズ3試験を実施している。今後はエーザイが北米の臨床試験以降の開発を引き継ぎ、早期承認を目指すという。(中沢真也)