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2005.09.30

武田薬品、独Merck社と抗がん剤の共同開発・販売契約で合意

 武田薬品工業は9月29日、ドイツMerck KGaA社との間で、同社が創製した抗がん剤であるヒト化EGFR抗体マツズマブ(Matuzumab)の共同開発・販売契約について合意したと発表した。マツズマブは、がんの発生や増悪に関与するEGFRに結合することで固形がんに対する増殖抑制効果を発揮するという。日本では胃がん、非小細胞肺がんを対象にフェーズ2試験を実施している段階だ。

 武田薬品は今回の合意で、米国、日本、欧州、アジアの一部の国でMerck社と共同で開発と販売活動を行う。合意に伴い、武田薬品はMerck社に対して、6000万ユーロの一時金と開発の進捗に応じたマイルストン金を支払う。売上金については、日本では武田薬品、その他の国についてはMerck社が計上し、利益は両社で分配する。

 本件についての武田薬品のプレスリリース「ドイツMerck KGaA社との抗癌剤に関する共同開発・販売契約について」は同社Webサイトのこちらで閲覧できる。(中沢真也)