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2005.09.27

ペルセウスとシミックが新動脈硬化マーカーになる可能性のあるPTX3の測定系を開発

 ペルセウスプロテオミクスとシミックは9月27日、新しい動脈硬化のリスクマーカー候補である血中たんぱく質PTX3の高感度測定系を確立したと発表した。モノクローナル抗体を用いた酵素免疫法(ELISA法)で検出する製品で、2006年以降に研究用試薬として発売する計画だという。また、研究用試薬として発売するとともに、ペルセウスとシミックは大学などの研究機関、開業医、製薬企業向けに測定サービスも開始する。さらに、2008年をめどに体外診断用医薬品として認可を取得する計画だ。

 PTX3は血管炎症に伴って血管内皮から分泌されるたんぱく質。コレステロール値や高感度CRP値など従来のマーカーに比べて血管炎症を初期の段階からモニタリングできるため、動脈硬化リスクの早期判定が可能だという。 近くイタリアHUMANITAS臨床研究所、米ハーバード大学、東京大学などの研究者が中心となり、PTX3の臨床的意義を検討するための臨床研究会が発足されるという。(横山勇生)