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2005.09.27

カネボウフーズ、栗の皮由来のポリフェノールに血糖値抑制効果を確認

 カネボウフーズは9月21日、同社食品研究所が、栗の渋皮や鬼皮に含まれる抗酸化物質であるポリフェノールの一種「プロアントシアニジン」を高濃度で抽出することに成功、その抽出物に血糖抑制効果を確認したと発表した。

 同社が栗皮から抽出した粉末には、プロアントシアニジンを主成分とするポリフェノールが約80%含まれているという。血糖値の上昇に関与するαグルコシダーゼの阻害活性を調べたところ、この栗皮抽出粉末は阻害率が90%近くと、グァバ葉抽出物の約50%に比べ、高い阻害活性を持っていることが明らかになった。

 マウスを用いた動物実験では、高血糖自然発症マウス16匹を2群に分け、1群を対照群として1群に体重あたり50mg/kgを投与したところ、対照群に比べ、投与後4週〜8週で有意に20%近く血糖値が低下した。この血糖値抑制効果については、9月30日から10月1日に開催される日本農芸化学会2005年度関西・中四国・西日本支部合同大会で発表を予定している。

 本件についてのカネボウフーズのプレスリリースはカネボウのWebサイトのこちらで閲覧できる(PDFファイル)。(中沢真也)