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2005.09.22

分子標的型抗がん剤エルロチニブが欧州で肺がん対象に認可 

 スイスHoffmann-La Roche社は9月21日、米OSI Pharmaceuticals社と共同開発した分子標的型抗がん剤であるエルロチニブ(商品名「Tarceva」が欧州連合で販売認可を獲得したと発表した。対象は、少なくとも1種類の化学療法がうまくいかなかった局所で進行もしくは転移性の非小細胞肺がん患者。

 エルロチニブは、上皮細胞成長因子受容体(HER1)のチロシンキナーゼを選択的に阻害することで抗がん効果を発揮する薬剤。進行性非小細胞肺がんを対象にしたフェーズ3臨床試験で生存率の向上が確認されている。エルロチニブは米国で2004年11月に非小細胞肺がんを対象に認可されているほか、カナダ、スイスでも認可を獲得している。また、米国では膵臓がんを対象に適応拡大申請も行われている。わが国では中外製薬が肺がんなどを対象にフェーズ2試験を進めている。(横山勇生)