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2005.09.22

花王、蒸気が出る温熱シートを発売 深部が温まり、腰痛などに効果

 花王は、蒸気が出る温熱シート「めぐりズム 蒸気温熱パワー」を10月8日に発売する。約40℃の温度と蒸気の放出が5〜8時間続き、肩や首、腰、お腹を蒸しタオルのように温める。この商品は一般医療機器に分類されるため、これにより花王は初の医療機器分野進出となる。

 このシートは、鉄粉と水分を含む。空気に触れると、空気中の酸素でシートの鉄粉が酸化し、熱を発生。この熱で、シートに含まれた水分を水蒸気にする。鉄粉はシート中のパルプに漉きこんでいるため、均一に発熱する。同社の研究では、蒸気を含んだ温熱シートで肌を温めるほうが、蒸気を含まない温熱シートで温めるより、(1)温まる表面積が広くなり、(2)より深部まで温まる−−という。なお、蒸気はわずかな量なので衣服を濡らすことはない。

 この商品と類似のシートを使った順天堂大学での臨床試験では、40〜67歳の腰痛に悩む男女20人に、1カ月間1日1シートを使ってもらったところ、約半数の人で腰痛が気にならなくなったと報告されている。

 肌に貼るシート(17.3×9cm)は10枚入り、市場想定価格1000円前後。腰腹用ワイドシート(20.4×12cm)は5枚入りと専用ベルト付きで市場想定価格1500円前後の見込み。ロングタイプの専用ベルトを付けた商品や、腰腹用ワイドシート取り替え用もある。(白澤淳子、日経ヘルス