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2005.09.20

ファルコバイオ、大腸腺腫リスク診断の共同研究で京都府医大、阪大と契約

 ファルコバイオシステムズは9月20日、京都府立医科大学客員講師の石川秀樹氏、大阪大学教授の松浦成昭氏と大腸腺腫リスク診断遺伝子検査の実用化を目的とした共同研究を実施する契約を締結したと発表した。契約によってファルコバイオシステムズは、この検査のわが国における独占的実施権を獲得することになる。

 石川氏らは、大腸内視鏡検査時に採取した大腸粘膜細胞内に発現している遺伝子を定量測定し、その発現量と2年後、4年後に新たに大腸腺腫が発生するリスクとの関係を明らかにしている。細胞の増殖を促進する遺伝子や細胞のアポトーシスを促進する遺伝子で、それらを組み合わせて評価し、リスクの低い群、中程度の群、高い群とに分類することができるという。同氏らは、9月14日から札幌で開催された日本癌学会でこれらの研究成果を発表した。

 締結した共同研究は、癌学会で発表されら研究成果をさらに発展させ、臨床検査として大腸粘膜細胞中の遺伝子測定を確立するためのもの。ファルコバイオシステムズでは、2006年中には、一般の医療機関から検査受託を開始する予定だとしている。まず人間ドックなどでの普及を図り、将来的には保険診療も視野に入れているという。(横山勇生)