2005.09.07

抗CD20キメラ抗体リツキシマブが欧州でもリウマチ対象に適応拡大申請

 スイスHoffmann-La Roche社は9月6日、キメラモノクローナル抗体製剤「MabThera」(一般名:リツキシマブ)を、抗腫瘍壊死因子(TNF)療法に不十分な反応を示した活動性関節リウマチ患者を対象として、欧州で適応拡大申請を行ったと発表した。

 リツキシマブは、米Biogen Idec社と米Genentech社が8月31日に米国で関節リウマチへの適応拡大を申請しており(米国での商品名は、「Rituxan」)、引き続いて欧州でも申請を行った。米国での申請にも使われたフェーズ3臨床試験REFLEXの結果が、欧州での申請でも利用された。REFLEXは、多施設二重盲検で24週間行われた試験。一定量のメトトレキサートとリツキシマブ、またはプラセボを投与することで行われた。

 わが国では全薬工業がリツキシマブの権利を保有しているが、関節リウマチを対象にした開発は未定だ。

 リツキシマブは、B細胞の表面にのみ存在するCD20抗原に特異的な治療用抗体で、B細胞を選択的に排除する。既に非ホジキンリンパ腫を対象に販売が認可されている。(横山勇生)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 最年少教授が拓く「臓器の芽」による新移植医療 特集◎再生医療はここまで来た!《4》 FBシェア数:408
  2. 前代未聞の状況だった今夏を象徴する2症例 木川英の「救急クリニック24時」 FBシェア数:46
  3. 学会はスーツで行くべきなのか 倉原優の「こちら呼吸器病棟」 FBシェア数:830
  4. 製薬企業と医師との付き合い方はどう変わる? ニュースウォッチャー井上雅博の「世相を斬る」 FBシェア数:441
  5. これって幻覚!? 病院珍百景 FBシェア数:18
  6. 若年男性に生じた腹痛、必ず聞くべきことは? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  7. タクロリムスの特性活かしたプロアクティブ療法 皮膚科のくすり虎の巻 FBシェア数:72
  8. お尻に注入しないで!(食事中に閲覧しないで) 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:451
  9. ブランド戦略のプロに教わった自院PRのコツ 診療所マネジメント実践記 FBシェア数:32
  10. 民間病院から大学教授を毎年輩出する秘訣 東謙二の「“虎”の病院経営日記」 FBシェア数:63
医師と医学研究者におすすめの英文校正