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2005.09.07

【欧州心臓病学会速報】 2日間にわたり模型を使った教育セッション開催

 スウェーデンのストックホルムで開催されている第27回欧州心臓病学会(ESC)では、さまざまな形式で教育セッションが行われている。口演形式でのセッションのほか、「心臓の解剖学および病理学ライブ」と題したデモンストレーションが2日目と3日目の2日間にわたって開催された。

 ライブは、午前中が「心臓の電気生理にかかわる人のための解剖学」、午後は「画像診断と心臓内科医のための解剖学」と題して行われた。デモンストレーションを行ったのは、英国国立心臓肺研究所のS.Y.Ho氏。

 心臓の模型を用いて、血管や心筋線維の走行や電気信号の伝わる方向など、カテーテルアブレーションをどのように進めていくかを中心に、具体的で詳しい講義が行われた。

 司会から「これは臨床的に非常に重要なポイントになりますね」と感嘆の声が上がったり、会場から「心臓の右ではなく左からアプローチした場合はどのようにすればいいのか」と質問が寄せられるなど、熱気にあふれるセッションとなった。

 会場は、ポスター会場のわきにある50人規模の小さな部屋だったが、常に立ち見の出る盛況。また、スペシャリストの技を記録しておこうと、デジタルカメラやビデオを構える人もみられた。(小又理恵子)