2005.09.05

米国で虫歯の有病率が減少、虫歯予防シーラントの実施率増加などが背景か

 米国では10年前に比べ、虫歯の有病率が減少し、一方で虫歯予防のシーラント実施率が増加したことがわかった。特に16〜19歳では、虫歯の有病率が、約10年間で78.11%から67.89%へと10.22ポイント下がった。また6〜19歳のシーラント実施率は、同期間に19.61%から32.24%へ増加し、およそ3人に1人が実施している格好となった。また、すべての永久歯を失う、いわゆる総入れ歯の状態になる人の割合は、喫煙者が、喫煙歴のない人のおよそ3倍に上ることもわかった。米国疾病対策センター(CDC)が、1988〜1994年の調査と1999〜2002年の調査結果を比較して明らかにしたもの。

 それによると、6〜19歳の虫歯有病率は、前回の49.33%から7.37ポイント減少し、41.96%となった。また、20歳以上ですべての永久歯を失った人の割合は、前回の10.76%から3.11ポイント減少し、7.65%となった。また、すべての永久歯を失うリスクは喫煙者に多く、現在喫煙している人の同割合は今回の調査で14.41%だったのに対し、喫煙歴のない人では4.53%に留まった。

 詳しくは、CDCのニュースリリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 主訴便秘、腹部X線で見えた不透過像の正体 西野徳之の「実践! 消化器ローテク診療」 FBシェア数:48
  2. 感染拡大中のA型肝炎を見逃すな トレンド◎食品媒介感染症が性感染症として流行 FBシェア数:162
  3. 開業医の転医義務が問われた2つの最高裁判決 裁判官が語る医療訴訟の実像 FBシェア数:18
  4. 炭水化物摂取率と死亡率の関係にU字カーブあり 循環器・糖尿病診療のNew Stage◎LECTURE FBシェア数:382
  5. 実は身近に起きている「コレステロール塞栓症」 記者の眼 FBシェア数:37
  6. マッチング中間、5年ぶりに東京大学が首位奪還 「医師臨床研修マッチング2018」中間結果ランキング FBシェア数:310
  7. 外来患者自殺で開業医有責、現場で高まる懸念 リポート◎東京高裁が1審覆し自殺企図患者への対応の過失を認定 FBシェア数:1617
  8. 異常酵素の折りたたみを修正するシャペロン療法 トレンド◎ファブリー病に新機序の治療薬登場 FBシェア数:21
  9. 医療面談で役立つ「言葉」を身に付けよう 短期集中連載◎なぜ今『救急×緩和ケア』なのか partII FBシェア数:43
  10. 「なんなの、この人」。そう言われて我に返ったあの… シリーズ◎忘れられないカルテ FBシェア数:79
医師と医学研究者におすすめの英文校正