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2005.08.10

カネボウ、30歳前後の女性向けに保湿クリーム 胎脂模倣成分を配合し、保湿力高める

 カネボウ化粧品は、28歳以上の女性に向けた化粧品「suisai(スイサイ)」ブランドに、初の保湿クリーム「suisai ヒアロインクリーム」(40g、5250円)を追加し、9月16日から販売する。「30歳前後の女性でも、クリームを利用する人が増えている」(同社)と判断したため。

 同社によると、クリームの市場規模は2000年を1とすると、2005年は20代で約1.31倍、30代で約1.44倍と、若い世代で伸びている。「エアコンが普及した結果、特にオフィスで乾燥化が進んでいる。また、べたつかないクリームが登場したことも市場を広げている」(同社)。

 今回のクリームには、胎脂(たいし)を模倣した胎脂模倣成分を配合した。胎脂は、羊水の中で胎児の皮膚に付着して、未発達の肌を守っているクリーム状の物質。胎脂模倣成分は、胎脂に含まれるセラミドを模した保湿成分「光学活性セラミド」や、リン脂質、ステロールエステルなどを複合したもの。

 同社は既に胎脂模倣成分を配合した商品を別に商品化しているが、今回は使用後の肌のしっとり感がより高まるように配合成分を調整して、保湿力を高めたという。(清水由貴子、日経ヘルス