2005.07.27

武田、米国で重症セプシス治療薬「TAK-242」が米国で迅速審査の対象に指定

 武田薬品工業は7月27日、同社が開発中の重症セプシス治療薬「TAK-242」について米国食品医薬品局(FDA)から迅速審査などが受けられるFast Trackの指定を受けたと発表した。

 セプシスは、細菌やその毒素などに生体が過剰に起こす炎症反応がもとで起こる全身性炎症性反応症候群(SIRS:Systemic Inflammatory Response Syndrome)のこと。発熱や呼吸数の上昇などが起こり、進行すると身体が衰弱し、腎臓、呼吸器や循環器などの臓器不全を併発し、致死率が非常に高くなる。

 TAK-242はToll-like Receptor4(TLR4)を介した情報伝達を阻害することで、サイトカインなどの炎症メディエーターの産生を抑制する。武田は、日米欧で実施したフェーズ1試験成績に基づいて、8月に日米欧共同のフェーズ3試験を開始する予定だ。(横山勇生)

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