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2005.07.26

小野薬品、導出先のGSK社がCCR5阻害型エイズ薬のフェーズ3試験を開始 

 小野薬品工業は7月25日、英GlaxoSmithKline社(GSK社)が、小野薬品が創製したエイズ治療薬で経口CCR5受容体拮抗阻害剤(開発記号GW873140/ONO-4128)のフェーズ3臨床試験を開始したことを発表した。CCR5は、HIVが細胞に感染する際の補助受容体のひとつ。新しいエイズ治療薬の標的として多くの製薬企業が開発に取り組んでいる。

 GSK社は2004年末からエイズ治療薬による治療経験がない、新規のHIV感染患者を対象としたGW873140/ONO-4128の後期フェーズ2試験を開始している。今回開始したフェーズ3試験はエイズ治療薬による治療経験があるが、治療がうまくいかず、新規の治療薬ニーズが高いHIV感染患者を対象に行われるもの。

 W873140/ONO-4128は、小野薬品のゲノム研究から創製された低分子化合物で、2002年12月に、小野薬品がGSK社に全世界における開発・製造・販売の権利を供与している。わが国では具体的な臨床開発の計画はまだ立てられていない。(横山勇生)