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2005.07.14

Bayer社、Onyx社、期待のマルチキナーゼ阻害型抗がん剤ソラフェニブを腎がん対象に米で申請

 米Bayer Pharmaceuticals社と米Onyx Pharmaceuticals 社は7月11日、腫瘍細胞と腫瘍血管系におけるセリン/スレオニンキナーゼと受容体型チロシンキナーゼの両方を標的とする初の経口マルチキナーゼ阻害剤ソラフェニブの承認申請を米国で行ったと発表した。進行性腎細胞がんを対象に申請したもので、RAFキナーゼ、VEGFR-2、VEGF-R3、PDGFR-β、KIT、FLT-3、RETが含まれるがんで重要な役割を果たしているキナーゼ群を標的としている。

 先日開催された米国臨床がん学会(ASCO)で、フェーズ3臨床試験の結果が発表されている。全身投与の薬剤による治療が無効だった900人以上の進行性腎細胞患者を対象にした臨床試験で、画像診断による評価で、無増悪生存期間がプラセボ投与群の中央値が12週間であったのに対して、ソラフェニブ投与群では24週間に延長できた。(横山勇生)