2005.07.08

肌の透明度や明るさがアップ グルタチオン増やす薬用化粧品、メナードが発売へ

 日本メナード化粧品は、グルタチオンを皮膚内に増やすことでアンチエイジング効果を発揮するスキンケア化粧品「薬用リシアルEX」シリーズ6商品を開発、8月21日に発売する。グルタチオンは抗酸化作用により、肌の老化を防ぐとされる。

 「何だか最近、肌がくすんで透明感がなくなってきた・・」。鏡の前で自分の顔を見て、ため息をつく女性は少なくないはず。人間は年齢を重ねていくと、肌の透明感や明るさが低下し、代わりに肌の黄色みが上昇する。

 メナードは、加齢に伴うこうした肌の変化を防ぐために、皮膚の細胞に存在するアンチエイジング成分グルタチオンを増やす生薬成分「細辛(サイシン)エキス」を配合した。

 グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸で構成されるペプチド。グルタチオンは抗酸化物質として知られるが、メナードは試験管実験で、このほか表皮中の黒色メラニンの数を減少させる美白作用、表皮中の糖分解物メチルグリオキサールを減らして肌の黄ばみを防ぐ作用を確認した。

 しかし、グルタチオンは構造上の問題で、皮膚の細胞に浸透しにくい。そこで、グルタチオンを外から補うのではなく、体内のグルタチオンのリサイクルを進めて有効量を増す方法を考えた。

 グルタチオンは、いったん美肌効果を発揮すると、活性型から不活性型に代わり、機能しなくなる。不活性型グルタチオンは、体内にあるグルタチオン活性化酵素によって再び活性化されるが、年をとると、グルタチオン活性化酵素の働きが低下するため、結果として活性型グルタチオンはリサイクルされず、体内量が減ってしまう。

 様々な和漢生薬を調べた結果、日本で平安時代から使われてきた美容生薬「細辛エキス」がグルタチオン活性化酵素の働きを高め、活性型のグルタチオンを増やすことがわかった。

 実際に、今回発売される「薬用リシアルEX」シリーズ6品を20〜50代の女性50人以上に1カ月間、朝晩のスキンケアで使ってもらったところ、肌の透明度が9.6%アップ、明るさ(L値)が33.5%アップ、黄色み(b値)は17%減少したとしている。

 「薬用リシアルEX」は、クレンジングクリーム(130g・5775円)、ウォシングクリーム(130g・5775円)、マッサージクリーム(80g・6300円)、ローション(“しっとり”と“さっぱり”の2タイプ、150ml・6300円)、ミルクローション(100ml・6300円)、クリーム(30g・6825円)の6商品。すべて医薬部外品。(蓬莱明子、日経ヘルス


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