2005.07.07

BML、抗酸菌の種類を同定する遺伝子キットの臨床試験を8月にも開始

 大手臨床検査受託会社のビー・エム・エル(BML)は、遺伝子を簡便に検出できる方インベーダー法を利用した抗酸菌の同定キットの体外診断薬としての臨床試験を8月にも開始する。来年初めにも申請する計画だ。

 BMLのキットは、384ウエルのプレートを用い、抗酸菌属の16SリボソーマルRNAの5’側配列の超可変領域の違いをインベーダー法で検出し、20種類の抗酸菌を同定するもの。66度で4時間反応させた後、蛍光プレートリーダーで計測する。抗酸菌を培養してから菌の同定を行う確定診断に使われるもので、既に全DNA塩基配列の類似性を利用して同定するDDH法で行われている検査を代替することを目指している。

 インベーダー法は、DNAまたはRNAの特異的な配列に対し、あらかじめ設計したプローブが結合した場合のみ、特異的に切断する酵素「Cleavase」によりプローブの一部が切断され、これを検出する技術。迅速で安価に検出できるだけでなく、一塩基多型(SNP)の検出に利用されるほど、特異性の高い検査技術だ。(横山勇生)

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