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2005.06.28

味の素、アミノ酸の「グリシン」に睡眠の質を高める効果を確認

 味の素は6月28日、アミノ酸の「グリシン」に「すっきり起床できない」「日中眠い」「作業効率が上がらない」といった状態の改善や、深い眠りへのすみやかに移行を促す効果など、「睡眠の質」を改善する作用を持つことが明らかになったと発表した。

 研究では、日常の睡眠に問題を感じている男女44人のうち、「起床時も眠い」「寝ても疲労が取れない」「熟眠感がない」のいずれかの項目をほぼ毎日問題を感じている21人に対し、就寝30分前にグリシン3gを摂取してもらったところ、翌朝の疲労感や全般的気分の向上が認められたという。

 次に睡眠に問題のない男性7人に対して、通常の睡眠時間の75%程度まで睡眠時間を制限した睡眠不足状態で、就寝前にグリシンを摂取してもらったところ、「日中の疲労感」「ねむけ」が軽減されていた。さらに、パソコンを用いた作業効率試験でも作業効率の向上を確認された。

 また、東京慈恵会医科大学および太田睡眠科学センターの協力で、睡眠中の脳波測定を行った。睡眠に問題を感じている男女11人にグリシンを摂取させたところ、就寝後、ノンレム睡眠のなかの深い睡眠ステージである徐波睡眠に達するまでの時間が短縮することがわかった。これによりグリシンには深い眠りをすみやかに導くことが示された。

 この件に関するプレスリリースはこちらから入手できる。味の素は、グリシンが睡眠の質に与える効果について、2004年9月に第1報を発表している(当時のプレスリリースはこちら)。(田村嘉麿)