2005.06.27

トリインフルエンザ感染養鶏場の鶏肉・鶏卵、食品安全委は「安全」

 トリインフルエンザが発生した茨城県水海道市の養鶏場などから既に出荷された鶏卵や鶏肉の安全性について、食品安全委員会は6月27日、食品安全委員会委員長の談話として、「鶏肉や鶏卵を食べることによって、トリインフルエンザがヒトに感染した例は、世界的に報告がなく、現在のところ、安全」とする発表した。

 同委員会によれば、仮にトリインフルエンザウイルスに汚染された食品を食べたとしても、(1)ウイルスは胃酸で不活化される可能性が高い、(2)ウイルスが細胞に入り込む際に結合する受容体がヒトとトリで異なる、ことから、ヒトが感染する可能性が低く、さらに、(3)ウイルスは通常の調理の温度で簡単に死滅するため、加熱すればさらに安全性が高まる、などとしている。

 食品安全委員会の発表はこちらで閲覧できる。(中沢真也)


特集:拡大が懸念されるトリインフルエンザ

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 1歳10カ月男児。食物アレルギー精査 日経メディクイズ●小児
  2. 経口第3世代セフェムは薬学的に「だいたいうんこ」… 第67回日本化学療法学会より
  3. 診断エラー・カンファレンスの秘訣 診断エラー学のすすめ
  4. SNRI:サインバルタがシェア9割の断トツ人気 NMO処方サーベイ
  5. 「HPVワクチン名誉毀損訴訟」で抱く違和感 弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』
  6. 発熱と鎖骨付近の疼痛、見逃しNGの2疾患は? カンファで学ぶ臨床推論
  7. 第二の人生、「働きたいと思える病院」の探し方 キャリアお悩み相談室
  8. 家計にとって子どもは「負債」なのか Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
  9. どうなっている?メソトレキセートの供給不足 米国向け製剤を緊急輸入
  10. 渡航歴あり発熱患者で注意すべき3疾患と検査法 カンファで学ぶ臨床推論
医師と医学研究者におすすめの英文校正