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2005.06.21

栄研化学、H7型トリインフルエンザ検出用試薬を発売

 栄研化学は、同社が開発した遺伝子増幅技術LAMP法を採用した、H7亜型の高病原性トリインフルエンザ検出用試薬「Loopampプライマーセット Avian Flu H7」を6月24日に発売する。価格は48テスト分で3万5000円(税別)。

 製品はAH7亜型インフルエンザウイルス遺伝子を検出するための基礎研究用プライマーセットで、同社の「Loopamp RNA増幅試薬キット(RT-LAMP)と組み合わせることで、RNAからの逆転写と増幅を1ステップの操作で実施できる。1段階の温度設定(62.5度)でよく、わずか35分間で遺伝子を増幅し、ウイルス遺伝子を確認することが可能。確認は専用のリアルタイム濁度測定措置か蛍光目視によって行う。

 同社では、2004年12月にH5亜型高病原性トリインフルエンザ検出用のプライマーセットを発売しており、本製品はこれに続くもの。H7亜型インフルエンザは2003年にオランダなどで養鶏業への大きな被害と、死亡例を含むヒト感染を起こしたほか、最近では今年5月に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で家きん類における流行が発生している。

 本製品は富士通システムソリューションズが運営するインターネット上の販売サイト「eGenomeOrder 」を通じて、学術研究目的用として販売する。

 栄研化学のプレスリリースはこちらで閲覧できる(PDFファイル)。(中沢真也)