2005.06.17

中国新彊ウイグル自治区で肺炎の集団発生か 複数の患者と医療関係者が隔離の情報も

 中国新彊ウイグル自治区で、肺炎の集団発生があったもようだ。米国の科学者組織Federation of American Scientistsが新興感染症をモニタリングするために提供しているProMED-mailが、信頼できる筋からの情報として伝えた。

 それによると、6月15日、ProMED-mail編集部は、新彊ウイグル自治区のTacheng病院で肺炎患者の集団発生があったとの情報を入手した。ウイルス性感染症のため、複数の患者、医療関係者が隔離されているという。ただし、患者についてはインフルエンザではなく、「A群溶連菌の二次感染による大葉性肺炎」と診断されているという。

 Tachengは、6月8日に、OIE (国際獣疫事務局)に対してトリインフルエンザによるガチョウの大量死(460羽)が報告された地区で、ヒトへの感染が懸念されていただけに、本件との関連性が注目される。

 なお、ProMED-mail編集部では、細菌性肺炎患者発生で患者と医療スタッフが隔離されたとする報告は異例と受け止めており、関係者への情報提供を求めている。(三和護、医療局編集委員)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 1歳10カ月男児。食物アレルギー精査 日経メディクイズ●小児
  2. 経口第3世代セフェムは薬学的に「だいたいうんこ」… 第67回日本化学療法学会より
  3. 診断エラー・カンファレンスの秘訣 診断エラー学のすすめ
  4. SNRI:サインバルタがシェア9割の断トツ人気 NMO処方サーベイ
  5. 「HPVワクチン名誉毀損訴訟」で抱く違和感 弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』
  6. 発熱と鎖骨付近の疼痛、見逃しNGの2疾患は? カンファで学ぶ臨床推論
  7. 第二の人生、「働きたいと思える病院」の探し方 キャリアお悩み相談室
  8. 家計にとって子どもは「負債」なのか Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」
  9. どうなっている?メソトレキセートの供給不足 米国向け製剤を緊急輸入
  10. 渡航歴あり発熱患者で注意すべき3疾患と検査法 カンファで学ぶ臨床推論
医師と医学研究者におすすめの英文校正