2005.06.14

MBL、膀胱がんなど尿路上皮がんの迅速検査薬を発売

 臨床検査薬企業の医学生物学研究所(MBL)は、6月13日、膀胱がんなどの尿路上皮ガンの診断を迅速に行う体外診断用医薬品「NMP22」を発売した。尿中核マトリックスたんぱく22(UNMP22)を検査する製品。

 酵素免疫法でUNMP22を検査する製品は既に発売されているが、尿検体を添加後30分で結果の出るイムノクロマト法によるUNMP22検査薬が発売されるのはこれが初めてになる。「NMP22」はその場で検査できるため、診療所などでの利用に適している。

 UNMP22は、核マトリックスたんぱく質が細胞死に伴って可溶化型となり、体液中に分泌されるもの。UNMP22検査と尿細胞診検査を組み合わせることで、尿路上皮癌の検出率が上がることがメーカーの試験によって報告されている。

 「NMP22」は米マトリテック社が開発した製品で、同社から独占販売権をMBLが獲得している。販売価格は5テスト用キットが8000円(税抜き)、10テスト用が1万5800円(同)。保険点数は170点、判断料は134点がついている。MBLでは発売後1年間で1億円の売り上げを見込んでいる。また、ピーク時には尿細胞診検査の約半数の50万テストで8億円、さらに健康診断用途を加えて10億円の売り上げを目指している。

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