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2005.06.07

東京都で、ダイエット食品「天天素」の健康被害が新たに2件

 東京都は6月6日、ダイエット食品「天天素 清脂こう嚢」が原因と疑われる健康被害の届け出が、6月1日と6月3日に計2件あったと発表した。

 被害に遭ったのは多摩地区在住の20代女性と10代女性。20代女性は4月中旬から1カ月間、天天素を服用し、めまいやふらつきなどの症状を訴えた。10代女性は5月27日から4日間服用し、悪心や倦怠などの症状を訴えた。いずれも現在では回復している。

 東京都内での天天素による健康被害は、5月26日発表の死亡例をはじめ、足立区、板橋区が公表の3例を含めた4例があった。今回の発表により6例となる。

 天天素からは、国内未承認の成分として肥満症の治療薬「シブトラミン」と下剤成分の「フェノールフタレイン」、向精神薬の「マジンドール」と生薬の下剤「ダイオウ」が検出されている。

 東京都では、健康被害を未然に防止するため、都民に対し、天天素を服用しないよう注意を呼びかけている。

 本件の発表資料はこちらで入手できる。(田村嘉麿)