2005.05.20

えっ! 表示の半分しか入ってないCoQ10サプリも?! 品質評価機関の米コンシューマーラボ、日本で活動開始

 サプリメントの品質を評価し、結果を公表する米コンシューマーラボ社が日本に上陸した。

 第1弾として検査した日本のCoQ10サプリメント12製品の検査結果を、5月17日に東京流通センター(東京・大田区)で開催された「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ジャパン2005」のセミナーで発表した。

 12製品中11製品の品質には問題なかったが、「含有量がラベルに表示された量の約半分しかない商品が1つあった」と、結果を発表した同社のエレナー・ユー日本担当マネージャー。

 5月末に公表予定の高麗(こうらい)ニンジンについては、調査した14製品のうち、「農薬が多量に混入していたり、有効成分が不足していたりなど、大多数が不合格になった」という。

 こうした試みは国内初。日本のサプリメント市場に、少なからず影響を与えそうだ。同社は既に米国で250ブランド・1200製品以上のサプリメントの評価を行った実績を持つ。

 評価の対象となるのは、メーカー側が自主的に評価を依頼した商品と、同社が市場から選んだ商品。評価を依頼した場合は検査料が必要になる。

 ただし、依頼の有無に関わらず、検査にかける商品は同社が店頭で購入したものに限る。メーカーからのサンプル提供は受けないことで、公平性を担保しているという。成分ごとに専門の検査機関に分析を依頼し、品質を評価する。

 メーカーが依頼した商品については、同社の閲覧無料のサイトで情報を公開することで、「ユーザーへの宣伝効果も期待でき、メディアからの注目も集まる」(ユー氏)。試験に合格したその他の製品については、同社の有料サイトに結果を掲載している。

 不合格になった製品についてはどうなるのか。「当面、結果の公表は控える」とユー氏。市場の反応を見て、不合格の製品についても情報提供の方法を検討する考えだ。

 なお、こうしたサプリメントの評価システムについては、「日経ヘルス」6月号で詳報している。(小山千穂、日経ヘルス


Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. マッチング中間、5年ぶりに東京大学が首位奪還 「医師臨床研修マッチング2018」中間結果ランキング FBシェア数:253
  2. 26歳女性。発熱、倦怠感 日経メディクイズ●胸部X線 FBシェア数:0
  3. <片麻痺>患者をCT室に送る前の必須検査は? 患者到着前から始まるエマージェンシー臨床推論 FBシェア数:57
  4. 応招義務で「無制限に働くこと」は想定されず 厚生労働省「医師の働き方改革に関する検討会」 FBシェア数:139
  5. 「なんなの、この人」。そう言われて我に返ったあの… シリーズ◎忘れられないカルテ FBシェア数:59
  6. 中小病院が国から託された「新たな使命」とは? 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:51
  7. その便秘薬の処方、間違っていませんか? リポート◎グーフィス、リンゼスなど新たな便秘薬が続々登場 FBシェア数:174
  8. 66歳男性。5日前から続く息切れ 日経メディクイズ●救急 FBシェア数:0
  9. 3年がかりのパンダ撮影の舞台裏 医師の絶対教養 ナショナル ジオグラフィック編 FBシェア数:0
  10. 臨床が好きになった日と開業が近づいた日 谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」 FBシェア数:13
医師と医学研究者におすすめの英文校正