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2005.04.21

歯の表面を細菌から物理的に保護して歯肉炎を治す洗口液をFDAが承認

 米国食品医薬品局(FDA)は4月18日、新タイプの洗口液「Decapinol Oral Rinse」を新しい治療法として承認した。従来の殺菌薬とは異なり、歯の表面を物理的に覆うことで歯肉炎を治すのが特徴だ。軽度から重症の歯肉炎がある成人を対象とした臨床治験では、適切な歯磨きとデンタルフロスを施した上でこの洗口液を使うと、無治療の場合に比べ、歯肉炎を約60%減らすことができたという。

 Decapinolは、歯の表面に保護膜を作るという物理的作用によって歯垢の原因となる細菌が歯に付着するのを防ぐ。このためFDAは薬剤ではなく、医療機器(medical device)に分類している。

 Decapinol Oral Rinseの製造元は、英Sinclair Pharmaceuticals社。詳しくは、FDAのニュースリリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)