日経メディカルのロゴ画像

2005.03.31

ワタミが有老ホーム事業の「アールの介護」を買収 高齢者住宅を外食に次ぐ第2の収益源に

 外食事業のワタミは3月31日、有料老人ホーム事業を手がけるアールの介護を買収した。取得額は約73億5000万円。自社で拠点拡大を図るよりも、他社を買収して基盤を確立した方が今後の事業展開に有利と判断した。同社は買収を機に、高齢者住宅事業を外食事業に次ぐ第2の収益の柱に育てる狙いだ。

 アールの介護は1971年の設立。入居一時金が約1000万円の介護付き有老ホームを関東で16カ所運営している。2004年2月期の売上高は28億9900万円、経常利益は6億9800万円。2004年4月にベンチャーキャピタル最大手のジャフコが買収後、今回、ワタミが譲り受けた。ワタミは同年4月に介護事業の子会社を設立し、今秋には第1号施設となる入居一時金350万円の高齢者賃貸住宅(訪問介護事業所を併設)を開設する。同社はアールの介護から事業運営のノウハウを取得し、2年以内に子会社と合併する考えだ。(豊川琢、日経ヘルスケア21