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2005.02.03

米国ニューオーリンズで国際脳卒中会議が開催

 米国南部のルイジアナ州ニューオーリンズで、米国脳卒中協会(ASA)が主催する国際脳卒中会議2005(ISC2005)が開幕した。2月2日から4日まで開催される。

 米国脳卒中協会は米国心臓協会(AHA)の下部団体で、学術集会としての開催規模も発表数が4000を超えるAHA年次集会などと比べるとこじんまりした印象だが、それでも一般口演が98題、一般ポスター発表が448題が集まっている。

 米国では心臓病に比べるとマイナーな疾患の印象だが、それでも毎年70万人が新規、あるいは再発で脳卒中に襲われており、年に約16万3000人が死亡している。米国の脳卒中死亡者の男女比は2対3で、長寿の女性が多い。

 しかし、人種差を見ると、2002年における白人男性の脳卒中死亡率が人口10万人対54人、白人女性が同53人であるのに対し、黒人男性は同82人、黒人女性は同72人と、大きな差がある。今学会では、米国における黒人(アフリカ系米国人)の脳卒中発症を注目すべきテーマの一つとしている。(中沢真也)