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2005.01.29

【サプリ&機能性食品2005速報】 体内の有害物質を排出する「解毒」に注目 次のヒット商品が生まれるか

 「サプリ&機能性食品2005」最終日の1月28日午前の対談に登場した銀座サンエスペロ大森クリニック(東京・銀座)の大森隆史院長は、デトックス(解毒)の重要性を強調した。

 「私たちの体内には食物や水道水などを通して、水銀、鉛、ひ素などの重金属や、PCB(ポリ塩化ビフェニル)などの有害化学物質が蓄積されている。これらの有害物質が、健康に悪影響を与えている」(大森院長)。

 毛髪を調べると、高血圧、糖尿病、ガンといった生活習慣病の患者からは、水銀が多く検出されるという。水銀があると脂肪が分解されにくくなるため、ダイエットしにくくなるという。これは水銀が、脂肪を分解するリパーゼという酵素の働きを邪魔するためだと米国の研究でわかってきたという。

 また、有害物質がニキビやシワの原因になることもあるという。「水銀は、肌の弾力の基になるヒアルロン酸を作るのを邪魔するため」(大森院長)。

 このほか、「水銀が脳にたまるとセロトニンというホルモンの分泌に影響を与え、切れやすい、イライラするといった症状やうつ状態を引き起こすこともある」と大森院長。

 対策としては、1.マグロやカツオなどの脂肪の多い大型魚は控えめにし、近海の小型魚や白身魚を食べる、2.大型で脂肪の多い魚は、できれば、焼く、蒸すなどの調理法で脂を落とす、3.コリアンダー(中国パセリ)、ニラ、ニンニク、玉ねぎ、りんごなど、重金属をつかまえて体外排出する作用のある食品を食べる、4.運動をして汗をかく−−といった生活スタイルが望ましいとする。

 今後、解毒効果を狙うサプリメントが伸びる可能性が出てきた。(黒住沙織、日経ヘルス



■デトックス(解毒)の大切さを強調する大森院長と、対談者の女優・紺野まひるさん。左は、司会の『日経ヘルス』発行人の樋口一郎。

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