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2005.01.27

【ヘルスケア2005速報】 オフィスチェアで培ったノウハウから誕生したアシストチェア「らくっと-1」

 イトーキクレビオのアシストチェア「らくっと-1」は、関節症や足腰が弱くなった高齢者が介助者の助けなしに立ち座りできることを目標に開発された。価格は20万7900円(税込み)。

 立ち座りは膝と腰に大きな負担がかかるが、「らくっと-1」はスライドアップ機構によってそれを軽減した。座椅子の状態から立ち上がる場合、座面が上昇してから前方に14度傾斜する。これにより、膝や腰に負担をかけることなく、介助者の助けなしに楽に立ち上がれる。

 重さは28kgと軽量で、背もたれを取り外して折りたためば容易に持ち運べる。収納の際にも場所をとらない。ベッドや車イスにも楽に移乗できるように肘かけは跳ね上げ式になっている。

 人間工学に基づいたイスの座り心地、デザインなど、同社がオフィスチェアで培ってきたイスに関する技術の蓄積を生かした介護用の「イス」といえるだろう。(成田龍、フリーライター)