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2005.01.17

アインがエスアールエルの薬局子会社を買収へ

 調剤薬局最大手のアインファーマシーズは1月17日、臨床検査大手のエスアールエル傘下で薬局を展開している子会社2社を買収すると、東京証券取引所で発表した。買収する2社の売上高合計は約75億円(2004年12月期見込み)。買収によりアインの連結売上高は、573億円(2005年4月期予想)から、2社が連結対象になる2006年4月期には650億円前後に増える見通し。

 アインが買収するのは株式会社リジョイスおよび株式会社リジョイス薬局の2社。開設している薬局数は合計30店舗。買収価格は2社合わせて45億円を予定し、今年3月中旬から4月中旬をめどに親会社のエスアールエルから株式を取得して子会社化する。

 アインが東北・北海道地区を主な地盤とするのに対し、買収する2社は関東甲信越および関西を営業エリアとしており、合併により地域補完のメリットが期待できる。アインは、昨年12月に関連会社だったアインメディカルシステムズの株式を丸紅から買い取って子会社化し、調剤薬局のトップ企業として頭一つ抜け出た。今回の買収で、その地位をより確実なものにするとともに、全国展開に向けてさらに前進したと言えそうだ。(井上俊明、医療局編集委員)