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2004.12.15

A2受容体拮抗薬(ARB)を選択する医師が循環器内科医を中心に増加

 MedWaveが実施した降圧薬処方動向調査で、高血圧治療における第1選択薬にA2受容体拮抗薬(ARB)を選択する医師が、循環器内科医を中心に増加していることが分かった。

 一方、ACE阻害薬はいずれの医師グループにおいても、選択される割合が逓減していた。

 調査では、系統別に第1選択を尋ねたが、循環器内科医(n=96)の44.8%がARBを挙げた。この比率は調査を行うごとに増加していた(2002年が32.4%、2003年が41.2%、2004年が44.8%)。また、Ca拮抗薬も増加傾向を維持(2003年が34.0%、2004年が37.5%)。その一方で、ACE阻害薬の比率は大幅に低下した(2003年が22.7%、2004年が13.5%)。

 その他の内科医グループ(n=217)では、Ca拮抗薬が約半数(48.8%)を占めたが、前回の51.9%から減少した。ARBは37.3%で、前回調査と比較して5.9ポイント増だった。

 その他の診療科医師(n=107)でもCa拮抗薬が約半数(44.9%)を占めた。一方で、ARBは前回の26.9%から29.9%に増えていた。

 今回の調査では、MedWaveの会員医師420人に協力していただいた(実施期間は2004年10月5日から11月7日)。(三和護)

■ 参考トピックス ■
◆ 2004.12.7 MedWave降圧薬処方動向調査、循環器内科医の半数近くが「この1年で第一選択薬が変わった」と回答