2004.12.06

【Pharma Business】 Pharmaceutical Executive:ニセ薬問題が浮上し始めた英国

 医薬品に対する規制が緩やかな東南アジア諸国では、ニセ薬問題が深刻化している。これに対し、医薬品の流通が厳しく規制されている欧州では、ニセ薬がこれまで大きな問題になることはなかった。

 しかし最近、2種類のニセ処方薬が英国で発見された。勃起不全(ED)治療薬のCialis(タダラフィル)を薬局で購入した男性が、「錠剤の形状がおかしい」と訴えたのだ。製造元のイーライリリーがこの錠剤を調べたところニセ薬と判明し、英国医薬品医療製品規制庁(MHRA)に報告した。

 その10日後、ある医薬品卸が、アボットの肥満治療薬、Reductil/Meridia(塩酸シブトラミン)のパッケージに、通常とは異なる製品番号が付いていることに気付いた。番号の末尾にあるはずのアルファベットがなかったのだ。卸はすぐに、当局に通報した(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

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