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2004.12.02

カルピスが花粉症対策のL-92乳酸菌シリーズを拡充 年40億円の売り上げ狙う

 カルピスは、L-92乳酸菌を配合した「インターバランスL-92」シリーズに、サプリメントタイプと、原液を水などに溶かして飲む濃縮タイプを12月6日から発売する。

 L-92乳酸菌は、花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎に効果があることが、カルピスの研究で示されている。

 今回の商品拡充により、昨シーズン約25億円の売り上げ(小売ベース)を、今シーズンは1.6倍の約40億円を目指す。

 また、1万人に24日分を、30万人に1日分を飲用してもらう大規模モニターキャンペーン「31万人分体感モニター大募集」を行い、認知度向上を狙う。
 
「インターバランスL-92」シリーズは3種類の飲料タイプがあったが、サプリメントや濃縮タイプは初めて。

 サプリメントも濃縮タイプも、1日目安量にL-92乳酸菌を330億個配合した。これは、通年性アレルギー性鼻炎に効果があった量。花粉症への効果が認められた菌数200億個を上回る。

 同時に、従来の飲料タイプ3種もリニューアルする。飲料タイプのうち2種はL-92の菌数が200億個だったが、330億個に増量する。

 乳酸菌は、腸の免疫細胞に働きかけ、アレルギーを起こしやすい免疫バランスを整える働きがあるとみられている。カルピスは、これまでに花粉症を自覚する23人を二つのグループに分け、一方にL-92乳酸菌発酵乳を、もう一方には疑似発酵乳を摂取してもらう試験を実施。L-92乳酸菌グループでは、眼のかゆみなどの症状の改善、花粉症の医薬品の使用頻度が減ったという結果を公表している。
 
 サプリメントタイプの「インターバランスL-92」<アレルケア>は1日目安量2粒で、アルミパウチ(20粒、約10日分)が735円、プラスティックボトル(60粒、約30日分)が2100円。「インターバランスL-92」<濃縮タイプ>は420ml入り、14日分で1260円。原液30mlを5倍に希釈して飲む。

 プレスリリースはこちら。(白澤淳子、日経ヘルス