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2004.11.30

富士製薬と日本ケミカル、腎性貧血治療薬の国内販売についてライセンス契約を締結

 富士製薬工業と日本ケミカルリサーチは11月29日、日本ケミカルリサーチが開発中の腎性貧血治療薬である遺伝子組み換えヒトエリスロポエチン(開発コード:JR-013)について、共同開発と日本国内の販売権供与に関する契約を締結したと発表した。本契約に伴い、富士製薬は日本ケミカルに対し、開発段階に応じたマイルストン金を支払う。本契約では日本ケミカルもJR-013の販売権を持つ。

 遺伝子組換えヒトエリスロポエチンの国内市場規模は既に1200億円に達し、なお拡大傾向にある。JR-013は、世界で初めて、無血清培地で製造した原薬を製剤化する方式を採用していること。これにより、低コストの製造が可能になるという。

 両社は今後、2006年開始を予定している臨床試験を共同で実施し、早ければ2010年の発売を目指す。

 日本ケミカルリサーチのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)